日本学術振興会 

炭素材料第117委員会

第286回委員会議事録

 

 

1.日 時 平成20年7月25日(金) 9:30〜17:00

。。

2.場 所 武蔵工業大学 世田谷キャンパス メモリアルホールA

 

3.出席者40名 (順不同・敬称略)

 

委 員 長: 寺井隆幸(東大)

 

主   査:  阿久沢昇(東京高専)、鏑木裕(武蔵工大)、羽鳥浩章(産総研)、

 

 

    事: 川口雅之(大阪電通大)、安田榮一(東工大)、稲垣道夫(北大名誉)吉田明(武蔵工大)、榎敏明(東工大)、小林知洋(理研)

 

委   員: 小野雅弘(川俣精機)、京谷隆(東北大)、金野英隆(北大)、

蛯谷玄太(コバレントマテリアル/代理:吉光大志)、

太田道也(群馬高専)、安部武志(京都大)

高波浩(タンケンシールセーコウ/代理:木村直文)、

林愼治(新日鐵化学/代理:水内和彦)、塩山洋(産総研)、

平原聡(三菱化学)、福田敏昭(東海カーボン/代理:味噌野伸司)、藤本宏之(大阪ガス)、近藤純子(東洋炭素/代理:森下隆弘)、

柴田大受(原子力研究開発機構)、豊田昌宏(大分大)、

園部直弘(クレハ/代理:秋田恭弘)、

若狭勉(日本電極/代理:戸田晋次郎)、

新野仁(物材研究機構)、羽藤之規(NECトーキン)

      

 

委 員 外: 木村脩七(東工大名誉)、鳥飼直親(元横国大)、西澤節(元神戸製鋼)、菱山幸宥(武蔵工大名誉)、中村和正(中央大)、宮嶋尚哉(山梨大)、奥達雄(茨城大名誉)、鈴木弘茂(東工大名誉)

 

同伴者他:  西原洋知(東北大)、吉澤徳子(産総研)、石山新太郎(原子力研究開発機構)

 

 

4.本委員会議事経過

寺井委員長司会の下に本委員会を開催した。

 

4.1       前回議事録の承認

前回議事録(案)を承認した。   

  

4.2       第117委員会関係

 

(1)   委員長等報告等

(a) 委員の異動等

入会願

JFEケミカル株式会社 
ケミカル研究所 化成品開発センター
炭素材部(兼任) 長山勝博 様

 

退会願

愛知工業大学

工学部応用化学科

中島 剛 様

 

産業技術総合研究所

生産計測技術研究センター

小川 一太郎 様(委員外登録)

 

以上の申請を承認した。中島委員に関しては、後任の推薦、委員外への身分変更の可能性について委員長が意向を確認する。

 

 

(b) 炭素材料学会より申請のあった年会123()6() 筑波大学)の共催依頼について承認した。

 

(c)日独セミナーについて

ドイツ炭素学会会長Wolfgang Klose教授より提案のあった日独セミナーについて、CARBON2008会期中に日独で打ち合わせを行い、CARBON2009(6月、フランス)のサテライトとしての開催を提案した。尾崎純一先生(群大)が日本側の窓口となって学振への補助申請を含め対応する。

 

 

(d)次回以降の予定について

第三回(926日、東大、赤門学士会館)

第四回(1113-14日、産総研、臨海副都心センター)

1113日は特別講演会を行う。シニア・若手各23名程度の講演者(自薦・他薦)を第三回委員会までに募る。

 

(2)   分科会報告

(117-286-A1)              室温におけるゼオライト鋳型炭素の高圧水素吸蔵特性

西原洋知1、候鵬翔1李莉香1,2、伊藤仁3、内山誠3、蕪木智裕3、伊倉亜美3、片村純二3、瓦田貴之4、水内和彦4、京谷隆1(東北大多元研1University of Science and Technology Liaoning2、日産自動車3、新日鐵化学4

(117-286-A2)              単層カーボンナノチューブ電極のキャパシタ特性と蓄電メカニズム

君塚統1、佐伯進1、山田能生1、棚池修2、山下順也2、二葉ドン2、平岡樹2、畠賢治2、羽鳥浩章2(福井大・院工1、産総研2

(117-286-B1)              乱層構造をもつ炭素材料のX線回折Warren理論とその炭素繊維への適

菱山幸宥1、吉田明2、浜村直樹2、新藤恵美2、鏑木裕3(武蔵工大名誉教授1、武蔵工大総合研究所2、武蔵工大工学部3

(117-286-B2)              Boron doping of multi-walled carbon nanotubes as studied by EELS

E. Shindou, N. Hamamura, A. Yoshida, Y. Kaburagi and Y. Hishiyama (Musashi Institute of Technology)

(117-286-C1)              樹脂小球体作製に及ぼす酸触媒の影響とその炭素化

                            太田道也、滝沢善洋、田子敬典(群馬高専)

(117-286-C2)  モアレパターン解析法によるリチウム−黒鉛層間化合物の面内構造

                            藤本宏之(大阪ガス梶j

 

 

4.3       報告事項

(1)   炭素材料学会関係

(a) 学会関係:京谷委員(運営委員長)より以下の報告があった。

6/6に行われた講習会には84名の参加があり盛況であった。次回講習会はエネルギーデバイスをテーマとして9/5に行われる。

・第46回夏期セミナーは9/3-5に茨城県守谷市で行われる。

・年会は12/3-6の日程で筑波大学で行われる。(7/31申込締切、10/31原稿締切) 特別企画として白川博士の講演会、炭素ふれあいコーナー(企業・研究者が出品)が予定されている。

・事務局がリアライズ理工学センターから日本印刷に変更なる予定である。

・遠藤会長が紫綬褒章を受章された。

(a)   炭素誌関係:川口幹事(編集委員長)より、8/20まで界面の基礎化学特集号の論文募集を行っている旨報告があった。

 

(2)   CARBON2008関係

阿久沢主査より、33カ国から675名の参加を得て成功裏に開催された旨報告があった。唯一問題点としてwithdrawが多く、かつ特定の国からの申し込みに集中していたことが報告された。

稲垣幹事より2011年の開催地に上海が選ばれた旨報告があった。

(参考:2009開催地フランス、2010開催地アメリカ)

 

(3)   Carbon誌関係

 京谷委員より、最新のインパクトファクターが4.23であることが紹介された。インパクトファクターの上昇に伴い、リジェクト率も高くなってきている。

 

(4)   J-PARC関係

日本原子力研究開発機構の石山氏より、大規模陽子加速器施設(J-PARC)の現状、概要についての報告と、量子ビーム融合化研究領域専門委員会の立ち上げ構想についての説明があった。当専門委員会は117委員会の他、124委(先進セラミックス)、122委(繊維・高分子機能加工)、133委(材料の微細組織と機能性)、169委(回折構造生物)等による各ワーキンググループ(WG)によって構成される。第一回は8中旬に開催予定で、117WG参加希望者は8/6までに委員長まで申し出ることとした。さらに、日本原子力研究開発機構の馬場氏より、中性子とX線(軟X線・真空紫外光)を組み合わせた炭素系材料研究について紹介ならびに提案があった。

 

(以上)