日本学術振興会 

炭素材料第117委員会

第279回委員会議事録

 

 

1.日 時 平成18年9月14日(木) 13:00~17:00

             15日(金) 10:00~16:00 

 

2.場 所 東京工業大学すずかけ台キャンパス大学会館

 

3.出席者 59名 (順不同・敬称略)

 

委 員 長: 安田榮一(東工大)

 

  主  査: 阿久沢昇(東京高専)、鏑木裕(武蔵工大)

 

   事: 稲垣道夫(愛工大)、大谷朝男(群馬大)、寺井隆幸(東大)、吉田明(武蔵工大)、田邊靖博(名大)

 

  委   員: 出原久嗣(関西熱化学/代理:粕谷重明)、蛯原源太(東芝セラミックス/代理:我妻新哉)、

      大信田卓明(三菱ガス化学)、京谷隆(東北大・多元研/代理:西原洋知)、

      久手幸徳(新日本石油)、金野英隆(北大)、塩山洋(産総研)、白石稔(東海大)、

新野仁(物材機構)、須田吉久(三菱鉛筆/代理:清水修)、園部直弘(クレハ)、

竹原正治(新日鐵化学)、東原秀和(信州大)、豊田昌宏(大分大)、林慎治(新日鐵化学)、

      長谷部章雄(NECトーキン)、藤本宏之(大阪ガス)、山田能生(福井大)、

      若狭勉(日本電極/代理:戸田晋次郎)、大平雅彦(富士カーボン/代理:稲吉康嗣)、

      杉本久典(日本黒鉛工業/代理:芝聡)、野口猛(川俣精機/代理:小野雅博)

 

  委 員 外: 太田道也(群馬高専)、大橋良子(慶大)、加藤正明(群馬高専)、木村脩七(東工大)、

      小林和夫(元長崎大)、鈴木弘茂(東工大)、鳥飼直親(元横浜国大)、西澤節(元神戸製鋼)、

      菱山幸宥(武蔵工大)、夏目勇(元東海カーボン)

 

  講  師: 大澤善美(愛知工大)、森下隆広(東洋炭素)、中村和正(中大)、小林陽介(三菱化学)

      原亨和(東工大)

 

   同伴者他: 津村朋樹(大分大)、紙透(NECトーキン)、肥留川孝治(群馬高専)、若穂田尚志(クレハ)

      角田三尚(帝人)、小野木伯薫(東工大)、吉村昌弘(東工大)、渡辺友亮(東工大)、

川路均(東工大)、川上尚(日本黒鉛工業)、山田淳夫(東工大)、吉田隆弘(東工大)、

下山智隆(東工大)、吉澤徳子(産総研)


4.本委員会議事経過

安田委員長司会の下に本委員会を開催した。

 

4.1 前回議事録の承認

(1)次を修正して、前回議事録()を承認した。

   委員会開催回数: 第27回  ――>  第27

   委員:      呉羽化学   ――>  クレハ

   4.3(1):    川口委員   ――>  川口炭素誌編集委員長

 

4.2 第117委員会関係

(1)委員長報告等

(a)    産業界委員(企業会員)ついて、次の提案があり了承された。

一企業について独立する二事業所まで会員登録を認める。ただし、事業所ごとに会費を納入するものとする。

(b)      昨日開催された特別講演会が盛会であったことが報告され、協力への謝意が述べられた。

(c)      吉田特任幹事からレーザーRaman分光の標準化に向けたラウンドロビンテストに関して、現在、標準として利用可能なネオンランプを検討中であること、標準ランプが決まり次第、再度の測定を依頼する予定であることが報告された。

(d)      平成19年度学術創成研究として、遠藤守信委員の推薦書を事務局に送付したことが報告された。

(e)      産学協力研究委員会特別事業(刊行物出版補助)についての進捗報告があった。また、本出版物は、第117委員会の活動報告ならびにアピールを兼ねているとの説明があった。

(f)      産学研究協力委員会活動成果報告を提出する必要があり、社会貢献など委員会活動のアピールに関する情報を提供して欲しい旨の依頼があった。本件に関しては、再度、メールにて各委員に依頼する。

(g)      今回をもって、東原秀和委員が退会(委員外登録)する。次回より、沖野不二雄氏が委員として入会することが幹事会で承認されたことが報告された。

(h)      次回以降の日程が示された。

        第280回 11月17日(金)[B,C,A] (産総研:羽鳥主査)

    次年度も委員会を金曜日に開催することで日程調整し、次回委員会で日程を連絡する予定である。

 

(2)特別講演会

 ・化学気相含浸(CVI)法によるリチウムイオン電池負極用炭素の合成

大澤善美(愛知工大・工)

・炭素被覆プロセスを用いた熱可塑性樹脂からのメソポーラスカーボンの調整とそのキャパシタへの応用

森下隆広(東洋炭素)

  ・炭素前駆体への異種元素添加による炭素材料の高機能化 -ガラス状炭素の酸化挙動および酸化抑制機の解析-

中村和正(中大・理工)

STM/STSによるグラファイトのジグザグ・アームチェア端の観察

小林陽介(三菱化学化学技術研究センター)

・アモルファスカーボンをベースにした硫酸代替となる固体酸

      原亨和(東工大・応セラ研)

 

(3)分科会報告

 ・試験管ブラシ状マイクロカーボンの電気化学特性

桐生雅彦、幅崎浩樹、金野英隆(北大・院工)

Carbon-coated Sn Powder and Its Anodic Performance in Lithium-Ion Secondary Batteries

T. Morishita, M. Inagaki, T. Okuni* and N. Ota* (Aichi Inst. Tech, Toyo-Tanso*)

  Chemical modification of graphite powder and electric resistance of graphite, CxFeCl3 and CsC24(C2H4)2.2 moldings

   N. Akuzawa, Y. Nomura, K. Tsuchiya, K. Tamada, Y. Iwasa* and R. Matsumoto**Tokyo Natl. College Tech., Asahi Chemical Res. Lab.*, Tokyo Polytechnic Univ.**

The 00l fiber texture of high quality coal-tar pitch-based carbon fiber

A. Yoshida, Y. Kaburagi and Y. Hishiyama*MIT, Prof. Emeritus of MIT*

・次世代炭素構造解析理論 -炭素構造パラメータ逐次精密化法-

    藤本宏之、白石稔*(大阪ガス、東海大*

 

4.3 報告事項

(1)炭素材料学会ならびに炭素誌関係(阿久沢主査)

(a) 共催・協賛事業は、相手先会員には炭素材料学会員と同一会費で参加することを認める。

(b) 9月1日に開催された第2回スキルアップセミナーの報告があった。

   (c) 10月セミナー(10月20日:機会振興会館)および2月セミナー(パイロポリマーが有する特異な構造・物性およびその機能)の紹介と参加依頼があった。

(d) 評議員会を11月に開催する予定で準備を進めていることが報告された。

   (e) 年会に関する交通と宿泊については、閑散期でもあり個人で対応して欲しい旨の依頼があった[金野委員]。

   (f) 特集号の進捗状況、および来年6月頃発刊の小特集(炭素材料科学の展開と物性・機能評価)の内容紹介があった。

(g) 投稿規定の改定を進めていることが報告された。

(h) 収支報告(中間)、および会費未納者に関する報告があった。

   (i) 学会に候補者の推薦依頼があったグリーンサステナブルケミストリー賞については、学会長・運営委員長が中心となって推薦候補者を選出する予定である。

 以上